断酒・卒酒 壊れる自分に縁を切るブログ

断酒します。28年ほど飲んできたお酒をやめます。自分では陽気で楽しいだけの酔っ払いかと思っていたのですが、間違いに気づきました。大切な妻・親戚に迷惑をかけている酔っ払いでした。

酒はネガティブな記憶を強く定着させる効果を持っている( ゚Д゚)

f:id:dansyu_sotusyu:20190509125307j:plain

 

 

Youtube メンタリストDaigo 「ネガティブ思考・記憶が消えない理由 全編12分09秒」、6分10秒あたりから、「酒はネガティブな記憶を強く定着させる効果を~」を話しています。

www.youtube.com

 

▼ハエでの実験 カルフォルニア大学

♀ハエ♀に交尾を断られた♂ハエ♂はアルコールの入った餌を好んで食べるようになる。

ハエのやけ酒(笑)

※しかしまぁ辛いときアルコールに逃げることは、ある意味動物の本能的なモノなんでしょうかね

※僕は昔、付き合っていた彼女に電話越しでフラれた時にやけ酒をして、八つ当たりでTVのブラウン管をぶっ壊そうと蹴っ飛ばし、ブラウン管はぶっ壊れず右足の人差し指と中指にひびを入ました。20年ほど前の話なんですが、今でも右足中指がちょこっと変形しています(;^_^A

ハエに親近感を覚えました(笑)

  

▼マウスでの実験の話 東京大学

マウスに電気ショック→アルコール注射を打った。飲酒状態にした。

仮説:気分がハイになり、電気ショックに鈍感になる。電気ショックを気にしなくなる。

結果:電気ショックに恐怖をより強めて臆病になった。身動きが取れなくなった

※「電気ショック」を「孤独」や「不安」に置き換えると分かる気がします(;^_^A

   

▼よく「酒を飲んで嫌なことを忘れよう」とするが、逆に「嫌な記憶を強化」することになる アメリ国立衛生研究所

人には元々「嫌な記憶を消す能力」があるそうですが、酒を常習すると、アルコールはこの「嫌な記憶を消す能力」を減らす働きをするんだそうです。

つまり嫌な記憶が消えずらくなり、よく残るようになる。

嫌な出来事の記憶→やけ酒→嫌な記憶ばかり強化→やけ酒→嫌な記憶ばかり強化→やけ酒→ネガティブな記憶ばかりが強化され記憶に残る(笑)

アル中の人が嫌な記憶ばかり思い出すのはそのため

※おぉ!?あの頃の僕の心の中がのぞかれているぞ(;^_^A 

 ※1月24日のブログ「2年断った 2年経った…」で、自殺者の2割以上が、なくなる前の1年間に飲酒問題を抱えてたこと、又、僕の主観で自暴自棄になることを書いたのですが、上記の「嫌な記憶をより強化し定着した」から、その原因が分かるんじゃないでしょうか。

 

僕は寂しい時、辛い時に「酒は友」とばかりに飲んでいた。

人生灰色と感じていたとき、酒を飲みちょっとでも忘れバラ色を感じていたけど、より濃い灰色にしていたんです。

今となってはアルコールを飲むつもりないけど、飲み方間違えましたね。

 

おまけ、

酒を飲んで僕みたいになる人と、酒を楽しめる人の違いって何だろうと思っていました。

お酒を飲んではいけないタイミングの話から、その答えを見た気がします。

 

飲酒習慣はやめれなかった、けど、炭酸水習慣と入れ替えることはできた

断酒初期のころ、アルコールが飲みたくなる前に炭酸水をがぶ飲みしてました。これは断酒の先輩である「のみすけさん」の真似だったのですが、心理学のテクニックで説明できるようです。

メンタリストDaigo 人生を変える習慣化の心理学 前半(You Tube  無料)

 

www.youtube.com

 

メンタリストDaigo 人生を変える習慣化の心理学 前後半 (ニコニコ動画 有料)

www.nicovideo.jp

この動画では習慣の話をしているのですが、その中で「習慣はやめられない、違う習慣と入れ替えることはできる」っていうことを話しています。

これを心理学では「拮抗する習慣」と言うそうです。

 

なので「拮抗する習慣」を使った 悪い習慣を止める方法は、「悪い習慣と同時にできない良い習慣に入れ替える」です。

効果として、Daigoさんは「禁煙と同時にできないガムを噛む習慣をつけると、禁煙の成功が2倍になる」というデータを話してましたが、のみすけさんや僕がアルコールの代わりに炭酸水を飲んでいたのはまさにそれなんですね。

まぁ心理学のテクニックなどと言いましたがが、 一般的によく聞くやり方ですね…(笑)

※前回のブログで紹介した、まちゅさん(女性 卒酒8年)は黒酢、ハーブティやカモミールティで断酒初期のつらい時期を乗り切ったそうです。

 

前半で悪い習慣(ブログ主にしてみれば多量飲酒)を止めれないのは意志力(精神力とか根性とか気合とか)が弱いせいではない。習慣は環境によってつくられていることも説明しています。

これを知っていれば、断酒に失敗するたびに自分をなじる事はなかったと思います。

 ※ちなみに良い習慣を身につけようと頑張っていながら、魔がさしてサボってしまった時、続かなかったとき「なんて俺は意志の弱い、ダメな奴なんだー!」と、自己否定するじゃないですか。でもねこの『自己否定』自体によって習慣が続かない研究結果もあるそうです…自己否定しても何の得にもならないんですよ(;^_^A

又、習慣について意思力で止めることができるのは年に数回程度の習慣、月一習慣は怪しく、週一の習慣は意志力で止めること無理と言っています。

 

ましてや僕は長年の飲酒生活で脳委縮を起こしていただろうから、意思力をつかさどる前頭葉も勿論小さくなり、つまるところ意志力は無自覚なうちに、自分で思っているより弱くなっていたと考えられます。

なおさら意志力(精神力とか根性とか気合とか)での断酒は到底無理だったと思います。

  

  下記リンクは「飲酒で脳委縮」という言葉にビビりながら読ませていただいた久里浜@さん(断酒歴16年)のブログです。この方も僕にとって恩人です。

kurihama.cocolog-nifty.com

 

参考までに、飲みすぎると脳みそ小さくなっちゃいます。ビビってください。

medical-checkup.biz

 

※Daigoさんの話はアメリカやイギリスなどの大学等の研究機関が行った実験(出典名明示)の論文等をもとに話しています。

Youtube(前半・無料)だけでも、いろいろ役に立つ話を配信しています。より深く話を聞きたいと思ったらニコニコ動画(前後半・有料)をお勧めします。

 

 

 

断酒を思い立ったらこのブログより、この本!

f:id:dansyu_sotusyu:20190205153931p:plain

 

f:id:dansyu_sotusyu:20190205153936j:plain

断酒を考えている人にこのブログは役に立たないんじゃないかと思います。

 

役に立つのはこっち

『禁酒セラピー』 アレン・カー著

本文から

ルールその1 すべてのルールに従うこと

ルールその2 ページを飛ばして読まないこと

ルールその3 わくわくした気分で始めよう

ルールその4 ポジティブに考えよう

ルールその5 本書を読み終えるまでお酒を控えたりやめたりしないこと

ルールその6 酔っている時は本書を読まないこと

ルールその7 心を開いて

※赤字は僕が読んでた当時、特に意識したてたところです。

 

Amazon等で普通に買えます。

評価は☆5段階で4つ。

 

なんたって、飲酒生活をしながら、お酒を止められるという内容です。

矛盾しているようですが、読めば理由が分かると思います。

 

10年ほど前、職場の先輩が「禁セラピー(同著者)」を読んでるのを見て、そんな胡散臭い本なんかで禁煙なんかできないですよって、冷やかしていたことを思い出します。まさか僕が「禁セラピー」の世話になるとは思ってませんでした。

結果、先輩は禁煙に成功し、僕はこのブログの通り酒と縁を切ってから2年経っています。

このブログに通りかかった方は少なからず、「この酒の飲み方はマズい。断酒しなきゃ」と思った方ではないでしょうか?

それなら、このブログより、この本を読んでみてください。

 

あと、僕が断酒初期のころ読みあさった下記の二人の断酒ブログもおすすめです。

言うなれば、お二人は僕の恩人です。

両ブログとも断酒1日目とか断酒初期のころの話がとても身近に感じることができ、勇気づけられました。

ちみに、お二人とも「禁酒セラピー」を薦めています

 

まちゅさん 卒酒8年

dansyunowa.com

のみすけさん 断酒6年

nomisuke.hatenadiary.jp

 

 

2年断った 2年経った たったった(=゚ω゚)ノ

f:id:dansyu_sotusyu:20190124152830p:plain

 

 世界的には、飲酒と自殺に密接な関係があることは「常識」となっている。
 米国では、自殺者の約75%がうつ病かアルコール乱用かその両者の合併だったとして、アルコールや薬物を乱用している人の自殺率は一般人の20倍にのぼる、という報告がある。フィンランドでは、個人の年間アルコール消費量が1リットル増えると男性の自殺死亡率が1.6%上昇したなんて、そのものズバリの報告もあるのだ。
 日本でも自殺予防総合対策センターが平成19年度から21年度に40歳から69歳の男性4万3383人を対象にして調査を行ったところ、自殺者の2割以上が、亡くなる前の1年間に飲酒問題を抱えていたことが分かっている。

 

 炭酸水の生産量は06年には2万9000キロリットルだったが右肩上がりで増え続けて、16年には20万6000キロリットル。なんと10年で7.1倍と、人口減少をものともしない成長を遂げている。
 この成長エンジンのひとつに、「ビールの代用品」というニーズがあることは明白だろう。
 毎日、晩酌にビールや発泡酒を飲んでいた人が「休肝」に炭酸水を飲んだところ、思いのほか「のどごし」があってハマってしまった。あるいは、ダイエットや健康のためにビールの代わりに炭酸水を飲んでいる、などユーザーの声がちまたに溢れているのだ。

(下記リンクから引用終わり)

 

headlines.yahoo.co.jp

 

 

仮にあなたが自暴自棄になっているなら、その自暴自棄の20%ぐらいはアルコールのせいです。

ブログ主の実感です。 

飲まないからまだ踏ん張れる。

駄目だと思ったら逃げることもできる(多分、これ大事)

 

酒を飲んだおかげで解決できた問題はブログ主にはありませんでした。

悲しいこと、辛いことも乗り越えたのも酒のおかげではなく、本や時間でした。

 

炭酸水おすすめです。

飲む前に飲むのはウコンではなく、炭酸!

酒飲む前に有無を言わずに炭酸1リットルも飲んどけば、ビールなどしばらく飲む気が失せます。お腹いっぱいで飲めない(笑)

 

朝になっても、気分の落ち込みもなくなります。

自暴自棄な心が全部はなくならないけど、少しだけ減ると思います。

 

飲酒運転してませんか?私はしてました。

 

f:id:dansyu_sotusyu:20181109205518p:plain

 

運転免許証の更新、違反者講習を受けてきました。

その講習ので見せられたのが、

お笑いの千原せいじさんが主演、飲酒運転者の悔恨を描く

「終わりなき悔恨~飲酒運転の果てに~」(27分 東映)です。

 

下のyoutubeはその予告編1分程度です。ぜひ見てください。

www.youtube.com

 

きっつーい映画でした(*´Д`)

 

 

以下、ネタバレです。
 

主人公は妻と子の3人、明るく幸せな家族。

帰宅後、マイホームで同僚と楽しく飲み始めていた。

取引相手の会社から納品ミス、至急手配をしろと連絡が入る。

代役を立てようとしたが見つからず、これくらいの酒の量なら大丈夫と、主人公が運転して向かうことに……

 

 

==飲酒事故を起こした者が背負うモノの償いfullセット==

 

相手方、3人家族の大黒柱パパは小学生の子をかばい死亡。

小学生の子は植物人間となる。

ママは車に引かれはしなかったが、ベットに寝たきりの子のそばにいて、

「私が死んでも、この子は生きているんですよ」と気持ちを語る。

 

会社は信用を失墜させ、倒産に追い込む。
社長と仲間の夢を潰し、同僚たちを路頭に迷わせる。


主人公自身は刑務所に入ることに。

服役中、夢でひき殺したことを何度も思いし。うなされて目を覚ます。

主人公と妻と子と3人で楽しくらしていたマイホームはローンの関係から売却。

妻は働き始めるが、勤め先で「旦那さんは人をひき殺した」と陰口を言われ鬱に。

愛娘も幼稚園で何かを言われたらしくママに「パパは人殺しなの?」と尋ねる。

その後、主人公が妻に離婚を申し出て離婚。

数年後、服役中に娘からの手紙をもらう。

手紙には「ママは再婚したがあまりうまくいってない」ことと、

「私は新しいパパが嫌い。パパに会いたい」と綴られていた。。


……(以上)

 

「これぐらい大丈夫…」

 シチュエーションからも十分ありえることだと思いました。

 

でもその結果、

被害者をつくってしまう。

そして自分の愛する人たち、大事な人たちにつらい思いをさせる。

そのどれ一つとっても背負いきれない、償いきれないモノ。

 

ここまで気持ち的にキツイことが揃うか?と思いもしたが、数の問題じゃないですけどね(*_*)

被害者、加害者とも3人の私の家と同じ家族構成。子供の年齢も近いこともあって、被害者側の大人の気持ち、加害者とその妻の心情も思い浮かべられて、上映中居眠りしようと思っていたのに、手に力を込めて真剣に見てました(*´Д`)

飲酒事故での自らが招く結果について、初めて具体的こうなるんだとイメージがわかりました。

そして、こころの中で「酒やめてよかった」とつぶやいてました。。。
 

カミングアウトすれば私も飲酒運転や二日酔いでの運転を幾度となくしたことがあります。

「これぐらい俺なら大丈夫」もちろん思ってました。

たまたま警察に捕まりも、人身事故もなかっただけです。

そして、たまたま事故を起こす前に酒と縁を切っただけです。

このブログを読まれている方のうち、飲酒運転で冷や汗をかかれた方もいらっしゃるのではないですか?。

 

是非、映画の内容をご自分と、ご家族にあてはめてイメージしてみてください。

 

 

仮に映画のようなシチュエーションで酒を飲むことを考えて、事前に頼める人を複数見つけておく、運転代行に頼む、タクシーに頼むとか決めておけばいいんじゃないかと思いました。かかっても1万円~数万円のお礼・手数料で済むのではないでしょうか?

そのぐらいで済むことに対し飲酒運転の事故はあまりにも代償が大きなものだと思います。

 

 

ちなみに、各県安全運転協会などでレンタルできます。

栃木県安全運転管理者協議会

ankan-t.jp

神奈川県交通安全協会

レンタルビデオタイトル – 神奈川県交通安全協会

 

山梨県安全運転管理者協議会

www.yakk.jp

555まであと3日

f:id:dansyu_sotusyu:20180726202722p:plain

 

スマホのアプリを開いてみたら、あと3日で「酒と縁を切って555日」のゾロ目になることに気が付きました。たいした意味はないけれども、もうそんなに経つんだとびっくりしたので掲載します。

 

今月10日以降、このブログへのアクセス数が30前後から急に100~300と増えました。猛暑の中、ビールや酎ハイを「うめー!」って浴びるほど飲んで、翌朝気持ちが悪かったり、後悔であったり、自尊心の低下などから検索してこちらにたどり着いた人が多いのかなぁなどと勝手に想像しています。

 

酒と縁を切ると書いておきながら、「酒ネタでブログを綴るってことは酒と縁が切れて無いじゃねぇ―か」と若干矛盾を感じながら、ちょっと嬉しく思っています(+_+)

 

 

 

お酒の話ではありませんが、最近、仕事に行き詰利を感じていたところに元気をくれたブログを見つけたので、自分のための備忘録として張り付けておきます。
 

r25.jp

 

彼は29歳、私は今年で49歳ですが大切なこと、忙しさにかまけて忘れ、埋もれていたモノを改めて思い出させてくれました。

よろしければ、お読みになってみてください。

 

ずいぶんごみが減りました…

f:id:dansyu_sotusyu:20180713003903p:plain

 

先日、資源ごみの日に炭酸の入ってたペットボトルを袋にまとめたら、2年前の夏の空き缶でいっぱいになった45ℓゴミ袋を思い出しました。

 

ちなみに私の住む地区でも資源ごみは週1回の回収です。「缶」、「瓶」、「ペットボトル」、「食品プラスチック」に分別することになっています。

 

別に夏に限ったことではないんですけどね、酒と縁切りするまでの資源ごみの大半は「缶酎ハイと缶ビールの空き缶」、「瓶はワインと焼酎の空き瓶」ばかりでした。

缶に限っていえば1週間で45ℓのゴミ袋1つがパンパンです。

 

また、ゴミ置き場を見まわして「俺より飲んでるヤツはいねーなぁ」などと誇らしげ(?)に思っていたことを思い出します(´-ω-`;)

 

 

で、現在は

f:id:dansyu_sotusyu:20180713003939j:plain

ほぼ、無糖炭酸水のペットボトルのみ。

ずいぶん変わったもんです。

 

夏なのに異臭がしません(笑)

 

 

炭酸水は断酒の先輩である「のみすけさん」

nomisuke.hatenadiary.jp

が、断酒初期のころに「炭酸を飲んで飲酒を我慢した」ことを真似て始めました。