運転免許証の更新、違反者講習を受けてきました。
その講習ので見せられたのが、
お笑いの千原せいじさんが主演、飲酒運転者の悔恨を描く
「終わりなき悔恨~飲酒運転の果てに~」(27分 東映)です。
下のyoutubeはその予告編1分程度です。ぜひ見てください。
きっつーい映画でした(*´Д`)
以下、ネタバレです。
主人公は妻と子の3人、明るく幸せな家族。
帰宅後、マイホームで同僚と楽しく飲み始めていた。
取引相手の会社から納品ミス、至急手配をしろと連絡が入る。
代役を立てようとしたが見つからず、これくらいの酒の量なら大丈夫と、主人公が運転して向かうことに……
==飲酒事故を起こした者が背負うモノの償いfullセット==
相手方、3人家族の大黒柱パパは小学生の子をかばい死亡。
小学生の子は植物人間となる。
ママは車に引かれはしなかったが、ベットに寝たきりの子のそばにいて、
「私が死んでも、この子は生きているんですよ」と気持ちを語る。
会社は信用を失墜させ、倒産に追い込む。
社長と仲間の夢を潰し、同僚たちを路頭に迷わせる。
主人公自身は刑務所に入ることに。
服役中、夢でひき殺したことを何度も思いし。うなされて目を覚ます。
主人公と妻と子と3人で楽しくらしていたマイホームはローンの関係から売却。
妻は働き始めるが、勤め先で「旦那さんは人をひき殺した」と陰口を言われ鬱に。
愛娘も幼稚園で何かを言われたらしくママに「パパは人殺しなの?」と尋ねる。
その後、主人公が妻に離婚を申し出て離婚。
数年後、服役中に娘からの手紙をもらう。
手紙には「ママは再婚したがあまりうまくいってない」ことと、
「私は新しいパパが嫌い。パパに会いたい」と綴られていた。。
……(以上)
「これぐらい大丈夫…」
シチュエーションからも十分ありえることだと思いました。
でもその結果、
被害者をつくってしまう。
そして自分の愛する人たち、大事な人たちにつらい思いをさせる。
そのどれ一つとっても背負いきれない、償いきれないモノ。
ここまで気持ち的にキツイことが揃うか?と思いもしたが、数の問題じゃないですけどね(*_*)
被害者、加害者とも3人の私の家と同じ家族構成。子供の年齢も近いこともあって、被害者側の大人の気持ち、加害者とその妻の心情も思い浮かべられて、上映中居眠りしようと思っていたのに、手に力を込めて真剣に見てました(*´Д`)
飲酒事故での自らが招く結果について、初めて具体的こうなるんだとイメージがわかりました。
そして、こころの中で「酒やめてよかった」とつぶやいてました。。。
カミングアウトすれば私も飲酒運転や二日酔いでの運転を幾度となくしたことがあります。
「これぐらい俺なら大丈夫」もちろん思ってました。
たまたま警察に捕まりも、人身事故もなかっただけです。
そして、たまたま事故を起こす前に酒と縁を切っただけです。
このブログを読まれている方のうち、飲酒運転で冷や汗をかかれた方もいらっしゃるのではないですか?。
是非、映画の内容をご自分と、ご家族にあてはめてイメージしてみてください。
仮に映画のようなシチュエーションで酒を飲むことを考えて、事前に頼める人を複数見つけておく、運転代行に頼む、タクシーに頼むとか決めておけばいいんじゃないかと思いました。かかっても1万円~数万円のお礼・手数料で済むのではないでしょうか?
そのぐらいで済むことに対し飲酒運転の事故はあまりにも代償が大きなものだと思います。
ちなみに、各県安全運転協会などでレンタルできます。
栃木県安全運転管理者協議会
神奈川県交通安全協会
山梨県安全運転管理者協議会