断酒・卒酒 壊れる自分に縁を切るブログ

断酒します。28年ほど飲んできたお酒をやめます。自分では陽気で楽しいだけの酔っ払いかと思っていたのですが、間違いに気づきました。大切な妻・親戚に迷惑をかけている酔っ払いでした。

他人事とは思えない

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 ジャニーズタレントの強制わいせつの件について、飲酒時の自身と重ねた人はどれだけいらっしゃるのでしょうか。

 

私は「断酒をせず、あのまま飲酒を続けていたら、なにかしらしでかしたのではないか?」「飲酒していた期間も、たまたま事件や事故を起こさなかったのは運がよかっただけで、自分でもありえたのではないか」という怖さをおぼえました。

 

酒を断ったのは1年3ヵ月ほど前ですが、感覚としてはほんの2~3日前に思えています。

仮に一度でも再飲酒したならば、どっぷり酒に浸かった生活に戻ってしまうと思います。

 

この件は自分への再飲酒防止の戒めとしてとらえています。

 

 

因みに「意志が弱いから断酒ができない」のか?

私がネットを読み漁って得た答えは違います。

 

私が得た答えは

「脳・前頭葉は欲求を抑制する機能がある。」

「アルコールを長期間、大量に飲酒してきたことにより脳・前頭葉が委縮(脳細胞の一部が破壊)した。」

「その結果、アルコールを飲みたいという欲求が大きくなるにもかかわらず、前頭葉が委縮(破壊)したため抑制ができなくなった」

と、いうものです。

 

意思の強弱は関係ない。そもそも出来ないんです。

壊れた脳では欲求への抑制ができないため、禁酒・断酒を続けられないのはあたり前のことなんです。

 

かといってアルコールだけのせいにはできませんが…( 一一;)

下記の記事がこのことを教えてくれました。

 

 www.nhk.or.jp

  

 

酒と縁を切って1年経過

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酒と縁を切って1年が経過しました。

心身ともに絶好調です。

 

昨年の大みそか2017年12月31日に断酒男爵(@anomiyakun)こと、のみすけさんツイッターでのこの断酒短歌に納得させられました。

『大晦日 ふと思い出す 酒のこと あの日断たねば 今の我なし』

twitter.com

nomisuke.hatenadiary.jp

 

 

また、断酒初期にお世話になった久里浜@さんの記事を読み直しました。

「断酒を3年することで脳の萎縮が元に戻る可能性があること」、でも「また酒を飲むとすぐに逆戻りすること」

僕の次の目標は3年です。kurihama.cocolog-nifty.com

 

縁のないもの

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アクセス解析をみると、こんな更新のないブログにもたどり着く方がいるらしい。

たどり着いた方々は、飲酒に悩み、僕が年初に断酒の諸先輩がたのブログに助けを求めたような切実な想いなのだろうか?

 仮にそうであるならば、このブログで参考になるのは断酒2日目以降あたりの方がいいのではないかと思います。※アル中が書いたものなので、誤字脱字、おかしな文章があります。

 

あと、僕にとっての断酒の先輩の方々のブログも読んでみてください。勇気づけてもらえます。

nomisuke.hatenadiary.jp

saityarennji20150101.hatenablog.jp

blog.livedoor.jp

『酒をやめたいヒト』が読む断酒ブログ。 卒酒~わたしお酒やめました~

 

kurihama.cocolog-nifty.com

 

 

本「禁酒セラピー」(著 アレン・カー)も勿論おすすめです。

 

 

 

酒と縁を切って160日あまり。 

変化した事といえば、

 

歯ぎしりをしなくなったこと。

心臓が苦しくなくなったこと。

嫌な夢を見なくなったこと。

不安感がなくなったこと。

※改めて書き出すと、アルコールって薬物(毒物)ですね( 一一)

あと、

飲酒時は顔が油っぽかったが、飲まなくなって脂っぽさがなくなったこと。

妻と娘から「(妖怪)あぶら〜」と呼ばれなくなったこと。

頭髪が薄かったことが改善された気がすること。

献血するときに「輸血された人が酔っぱらってしまうんじゃないか?」って思わなくなったこと。

 

取り組むべき事柄から逃げなくなったこと。

逃げたとしても最低限お酒を飲まないから、立ち直ることが早くなったこと。

自己啓発の本なども利用して、ポジティブになったこと。

夢を持つようになったこと。

ベンチプレスMAXが97.5kgから105.0kgになったこと。

 

 

 

お酒売り場、飲食店などでビールを見かけると頭の中で

「馬がビールジョッキにイ〇モツをつっこみ、小便を泡立てながら勢いよくしている」ことをビジュアルとしてイメージしていること。そして「ジョッキに注がれたものは僕の人生に悪い毒だ」と唱えています。 下品ですが飲まないためなら何でもアリです。

 

「お酒を飲まなくてつまらない奴と他人に思われる」か、それとも「酒を飲んで家族に迷惑をかけるか」を比較して、前者を選択していること。 

 

他の人には合うのかもしれないが、僕には縁のなかったものと割り切ること

以前にも書きましたが、私の中では「お酒」=「縁がなかった女性」としています。

縁のなかった女性にいつまでも未練を持っていても自分が幸せになりません。ましてこの女性は悪女なんですから。

 

 

 

 

断酒57日目 

ふと昔を思い出した。

娘8歳が生まれたとき、すぐに手術を受けなければなりませんでした。

動脈管開存症状という病気だったからです。

動脈管開存症 — 日本小児外科学会

 

赤ん坊の娘を手術し、病状から救ってくれた主治医のM先生は昼間に手術をしてから夜通し娘の様態を見てくれました。

また、このM先生は子供たちの命のために家に帰られないことが多く、離婚されたと聞きました。

 

飲兵衛の私は「M先生はいつ酒を飲むんだろう」と底の浅いことを思っていました。

 

情けない。

断酒55日目 アルコールはストレス増強剤

アルコールと縁を切り、素面で毎日を過ごしていると自分の心の中からあった将来への漠然とした不安・恐怖がなくなったことが分かります。

 

先日の54日目の記事の漫画にもあったんですが、アルコール毒を取らなくなった分、飲酒時あたり前だったアルコール毒摂取分の心身へのストレスがなくなったんですね。

 

私にとってアルコールはストレス解消ではなく、ストレス増強剤だったということです。

 

断酒54日目

断酒は順調!?

イチローがCMでビールを飲んでいる姿を見て、別に自分が酒を飲んでもいいんじゃないかと思う。

そして思い返す。断酒の理由と、仮に飲んだ場合の数日後の予想する自分の姿を。

 

他人とお酒の関係がどうであろうと、自分にとってお酒は「縁を切った癖の悪い女性」であると。

 

実際のところ女性経験がそれほどあるわけでもなく、癖の悪い女性とは1度も付き合ったことがありません。

 

「縁を切る。縁がない」

今のかみさんではなく、以前お付き合いしていた大好きな彼女に振られたときに身をもって覚えた言葉です(笑)

 

 

嫌酒記事

酒やタバコで「ストレス解消」というのは錯覚です。

唯一効くストレス解消は「酒やタバコが切れたストレス」だけです。

izons.net

yakb.net

 

断酒46日目

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オルニチンのサプリメントです。アルコール毒摂取が習慣だったころから飲んでいました。

 

断酒開始日まで連続飲酒していて、「あーきっと俺の肝臓だめだわ」って思いながら

近くのドラックストアで購入してきた最後の一袋です。

 

1日4粒、30日分の数量が入っていました。

断酒を開始して体の調子が落ちることはなくなり、サプリを飲む必要はないかなと思っていましたが、今まで肝臓に無理をさせていたので、この袋はともかく飲み切ってしまおうと考えていました。

ここ数日は1粒ずつ飲んでいたので結局45日ほどで飲み終えました。

 

お酒を飲んで身体の調子を落とし、サプリメントを飲用して調子を戻そうとする。

お酒を飲むためお金を使い、サプリメントのためにお金を使う。

はて、私は何をしたかったんでしょう?(笑)

なんとも無駄な生活サイクルでした。

 

アルコール毒をやめることでこの無駄なサイクルともお別れです。

「無駄なサイクルとのお別れ記念」に写真撮影してみました。